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セルフラブとは?自分を大切にする7つのメリットと3つの方法

最近SNSやテレビでもよく聞くようになった「セルフラブ」。
その意味をご存じでしょうか??

初代バチェロレッテで、現在スポーツトラベラーとして活動されている福田萌子さんもこんなことを投稿されていました。

周りの人を見てうらやましがったり、自分に自信がないと落ち込んだり。
その原因はもしかしたら、「セルフラブ」ができていないからかもしれません。

あなたを日常の息苦しさから解放し、理想の自分へと近づける「セルフラブ」とはなんなのか。
セルフラブはナルシシズム(ナルシスト)とどう違うのか。

この記事では、その「セルフラブ」によって得られるメリットとセルフラブのやり方をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

セルフラブとは?

セルフラブとは、”自分への愛”
つまり、「自分を愛すること」です。

自分の価値観に従って生き、自分の感情を大切にすること。と私は捉えています。

日常生活で、
・自分の気持ちを大切にできていないなあ
・自分らしく生きられていないなあ
・最近我慢ばかりしているなあ
と感じている人は、自分への愛が足りていないのかもしれません。

セルフラブは、自己受容する(ありのままの自分を受け入れる)ことや自己肯定感を高めることにも繋がります。
日本では少し聞きなじみのない言葉ですが、海外では「self-love」といって大切な考え方の1つです。

セルフラブできるようになると、自分を好きになれて、気持ちが安定し、
仕事やプライベート、人間関係においても、自分らしく生きることができるでしょう。

▼「自己受容」についてはこちら!▼

自己受容とは?自己肯定感との違いと自己受容のための5つの方法



▼「自己肯定感」についてはこちら!▼

現代の課題「自己肯定感」とは?低い人の特徴と高めるための5つの方法を解説!

ナルシシズムとの違い

ナルシシズムとは、”自己愛”と訳されたりしますが、セルフラブとは似て非なるものです。

ナルシシズムは、うぬぼれや自己陶酔とも言い換えられます。
ナルシシズムを持った人(ナルシシスト)は、自分を特別な存在だと信じ、人の気を引いたり、自慢したり、見せびらかしたり、自分のことをとにかく良く見せようとします。

あなたの周りにも心当たりがある人がいませんか?

ナルシシズムの語源は、ギリシヤ神話で出てくる美しい青年、ナルキッソスに由来します。
彼は、泉の水面に映る自分の顔を見て、自分に恋をし、食べるのも寝るのも忘れて見つめ続けました。
やがて痩せ衰えたナルキッソスはそのまま死んでしまったのです。

この神話に象徴されるように、
ナルシシズムとは、「自分だけを愛する」「自分だけしか見えない」といった特徴があります。

具体的には下記のような特徴があげられます。
・他者より優れていると思っている
・他者に激しく嫉妬する
・自分は特別な存在だと思っている
・人からよく思われたい
・自分を過大評価する、誇張する
・人の感情に共感できない
・自意識過剰

こういった人の根底には、幼少期のトラウマや他人に対して強い劣等感があり、自分の身を守るため防衛しているといわれています。


一方、「セルフラブ」とは自分を愛することです。
セルフラブは、「自分を大切にする」「自分にも他人にも優しくする」ということです。

ありのままの自分に無条件の愛を注ぐようなイメージです。
「自分を大切にする」「自分に優しく接する」と聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか?

セルフラブとは例えば、
・自分の見た目を受け入れている
・自分に優しい言葉をかけられる
・自分の幸せを願っている
・自分のこころが安心できる場所がある
・疲れたらゆっくり休んでいる
・どんな状況でも自分を好きでいられる
といったイメージです。

言い換えれば、「ありのままの自分らしく在る状態」「本来の自分を取り戻した状態」といえます。

自分のポジティブな要素もネガティブな要素も受け入れ、自分らしく等身大で生きている状態です。

まずは自分を知ること

セルフラブは、自分を知ることから始まります。

自分がどんな時にうれしいのか、どんな時に悲しいのか。
どういう状態が快適なのか、どういう状態が心地いいのか。
どんな時に満たされていると感じ、どんな時に幸せを感じるのか。

1つ1つ本来の自分にとっての答えが見つかるはずです。
他人からの目線や他人からの指摘を気にすることはありません。

例えば、
メイクや洋服でも、流行や友達から勧められたものを鵜呑みにせず、自分の心からテンションが上がるものを選べているか。
その服を着たとき、そのメイクをしたとき、楽しく幸せな時間を過ごせているか。
を考えてみてください。

自分自身と向き合い、自分を知り、理解を深めることが「自分を愛する」ことにつながります。
セルフラブを深めるには、ひとり時間が本当に大切です。
自分のエネルギーを第一に自分のために使うことが、セルフラブへの第一歩になります。

セルフラブで得られる7つのメリット

人と比べなくなり自信がつく
セルフラブができるようになると、「私ならきっと大丈夫」と自分を信頼できるようになります。
また、他人と比べ、自信を失くすこともなくなるでしょう。他人に向けられたプライドなど、余計なものの重荷がおりて、肩の力が抜けていきます。
自分に自信をもつことで、他者からの否定的な意見が気にならなくなり、取り組んでいることが壁にぶつかっても乗り越えられるようになるのです。

コミュニケーション力が向上する
セルフラブができるようになると、自分の内面や感情を大切に扱うことができるようになります。
自分内面や感情を大切ににできれば、相手と自分の違いや多様性の考え方が自然と身に付き、相手の特徴を個性と捉え、ありのままを大切にすることができます。
自分を受け入れ、大切にしているからこそ、当然他者のことも受け入れ、大切にできるのです。思いやりをもって他者と接することができるため、結果的にコミュニケーション力が向上するのです。

ひとり時間が楽しくなる
セルフラブは自分を愛することです。誰かを愛しているとき、好きな人がいるときは気持ちも幸せになるものです。
セルフラブができるようになれば、愛を他者に向けるだけでなく、自分にも向けられることができるようになります。自分が幸せ/楽しい/うれしいと思うことを自分のためにしようと自然に思えるので、ひとり時間も充実していくのです。

私も映画を見たり、Disney+で動画を見たり、自分のために自分の時間を確保できるようになりました。

感情をコントロールできる
セルフラブができるようになると、周囲からの評価や意見を気にすることが減り、外的要因に左右されなくなり、自分に自信を失くすことがなくなります。
心に余裕ができるため、ちょっとしたことでイライラしたり、嫌になったりすることが減り、穏やかに過ごすことができます。
そのため、感情も安定し、自分の感情を労わりながら生きていくことができるのです。

他者に優しく接することができる
セルフラブができるようになると、自分のこころが満たされた状態になり、自分も心地よい状態で他者と接することができます。そのため、他者に対しても優しい言葉をかけることができるのです。
言葉は発する人のこころを反映します。心地よいこころの状態で発せられた言葉は、きっと相手にも心地よい言葉として届くのです。

心から他者を愛せる
セルフラブとは、自分のネガティブな要素もひっくるめて、すべて受け入れて愛することです。これができるようになれば、他者のネガティブな要素も含め、受け入れ、心から愛すことができるでしょう。
自分の心が満たされた状態で相手と接するため、過剰な要求や依存関係になることはなく、良好な人間関係を築くことができるのです。

素敵な人に恵まれる
セルフラブによって自分が満たされた状態で、他者と接すると、自分を取り囲む人もセルフラブができている人たちが集まってきます。
常に愛をもって、愛に満ちた素敵な人たちに囲まれ、ポジティブな会話や前向きなサポートをしあい、みんなで人生を共に楽しむことができるのです。

セルフラブができないとどうなるのか

セルフラブができないと、生きていくうえで、次第に苦しくなってしまいます。

SNSをみて同世代のインフルエンサーの生活と自分の生活を比較したり、テレビをみて有名人の容姿と自分の容姿を比較したり、
自分の欠点や短所、ネガティブな要素ばかり気になってしまいます。

自分は何もできない、劣っていると感じてしまい、満たされていないと感じたり、完璧じゃないと自分自身を否定してしまうことによって、だんだんと苦しくなってしまうのです。

こういった状態は、特に意識が高い完璧主義の方に多いです。
目標達成を常に考えている方や成長意欲が強く常に活動している方です。

高い(または高すぎる)目標設定をして、それを達成できずに「自分はダメだ」と自分を否定してしまい、自己嫌悪に陥ってしまったりしてしまうのです。
そうやって頑張っている人ほど、自分を気遣ったり、労わる時間を持つことができていないのです。
「進まないと成長できない」「何かやらないと目標達成できない」と頑張りすぎていて、心も身体も実は疲れているのです。
将来の自分を夢にみて、上ばかりをみて足元が見えておらず、現在の気持ちに気づいていないのです。

自分のために頑張っている人こそ、力を抜いて、8割くらいの力で物事に取り組むとよいでしょう。
そうしないと本当に心も身体も疲弊し、壊れてしまいます。

自分の今の状態を常に把握し、今日も頑張ったね。と自分に一言声をかけましょう。
自分に声をかけて、「疲れたなあ」という声が返ってきたら、素直に休んでみるのです。

セルフラブの方法「自分との対話」

ここまで読んで、「自分を愛してみたい」と思った方もいると思います。
では、セルフラブができるようになるためには、何から始めれば良いのでしょうか?

その具体的な方法を3つご紹介します。

セルフラブのためには、「自分との対話」が大切です。

まずは、自分と向き合える、自分が心地よいと思える環境/空間を確保することが大切です。
普段過ごしている寝室や仕事部屋、オフィスのデスクの上など、自分の好きなものを置いてみるだけでも心地よい空間になるでしょう。
流行りや人のおすすめ、貰い物などではなく、自分が選んだ自分が好きなものを置くのがポイントです。
ルームフレグランスや間接照明など、五感を落ち着かせるものがよいと思います。

自分のことを書き出す

まずは、自分のことを書き出してみましょう。
日常生活で自分のことって、意外と書くこと少ないと思います。

ここでの自分のこととは、年齢や性別のことではありません。
自分の好きなところや楽しいこと、得意なことなど、ポジティブな要素に着目して書き出してみましょう。

例えば、
「音楽が好き」
「料理が得意」
「食べているときが幸せ」
「体を動かすのが好き」
「きれいな景色を見ると力が湧いてくる」
などです。

まずは自分のポジティブな要素を好きになってみるのです。
ネガティブな要素を好きになるよりずっと簡単です。

自分のポジティブな要素を書き出すことで、自分の良いところに目を向き、日常生活で気づくことができます。
そうすることで、少しずつ自分を愛せるようになってくるのです。

自分にやさしい言葉をかける

自分のポジティブな要素を書いて、認識したら、次は自分にかけている言葉を見直してみましょう。

「私はダメな人間だ」
「私にはできない」
「私には向いていない」
など、自分を否定したり、自分を責めるような言葉を自分にかけてしまっているときは、意識して改善してみましょう。

「頑張ったね」
「大丈夫大丈夫」
「お疲れさま」
「明日も頑張ろう」
など、自分に寄り添う言葉を意識してみましょう。自分の心に共感するような言葉を選ぶのがポイントです。

コーチングを受ける

自分のポジティブな要素を書き出す。自分に優しい言葉をかける。
どちらも日常的にやっている人は少ないでしょう。
また、できるか不安になる方もいると思います。

そういったときは、専門の人に頼るのも1つの手です。

セルフラブができるようになるためには、
カウンセリングよりもコーチングがおすすめです。

▼カウンセリングとコーチングの違いはこちら▼

コーチングとカウンセリングの違いとは?共有点についても解説!



コーチングはより自己実現や自己の幸せを求めて、受けるものです。
自分のポジティブな要素の発見やそれに対する感情などを整理でき、コーチングを通してセルフラブができるようになっていきます。

WithCoachでは、自分らしさが見つかるライフコーチングを提供しています。

自分のことを話す場所、ありますか?
仕事、家庭、友達。自分の思いを人に打ち明けるのって、なかなか勇気がいるものです。

コーチングは100%、あなたが自分の話をできる場所です。
体験コーチングも行っていますので、ぜひ活用してみてください。



▼コーチングの効果が気になる方はこちらも!▼

人生を変えたい人必読!私の人生を180度変えたコーチングの効果とは?


▼自分らしさコーチ(私)についてはこちら▼

コーチプロフィール

セルフラブのためにしてはいけないこと

忙しい日々を過ごしていたり、多様性の中で生きていると、無意識のうちに自分自身を大切にできていないことがあります。
セルフラブができるようになるためには、自分を愛し続けていくためにしてはいけないことを紹介します。


怠惰な生活、ネガティブな発言はしない


だらしのない生活を送っていたり、言い訳の多い発言が癖になってしまうと、どこかのタイミングで「こんな自分は嫌だ」と思い始め、自己嫌悪に陥ってしまいます。
自己嫌悪は自分で自分の首を絞めるのと同じくらい、苦しいことです。
言い訳やネガティブな発言はやめ、規則正しい生活や常にいきれいな部屋を保ち、心も環境もスッキリとした状態で、自分の想いや願いをよく聞いて行動し、自分を愛してみましょう。

他人基準で行動しない


「友達がやっているから」「先輩に勧められたから」など、周りの同調圧力に負け、ついやってしまうことってありませんか?
そういうことが多い人は、周りに気を遣い過ぎたり、他者を最優先にしていたり、自分が無理をして我慢していることが多い人です。この状態が続いてしまうと、あとになって自分がつらくなったり、「なにやってるんだろう」と虚無感に襲われたりします。他人基準ではなく「自分はどうしたいのか」という自分軸で自分の行動を決めてみましょう。

等身大以上に自分を良く見せない


人は誰しもが完璧ではありません。長所もあれば短所もある。失敗することもあれば、成功することもあるのです。
例えば仕事で失敗した時、落ち込んで自分を責めていませんか?悔しいとか悲しいという感情を見せるのか恥ずかしくて、周りに対して強がったり、よく見せたりしていませんか?
自分を責めるのも強がるのも、一度やめてみてください。肩に乗っていた重荷がおりて、すぅっと力が抜けていきます。
そして、そこにいるありのままの自分として受け入れることで、あなたの心は満たされ、次の行動へのエネルギーとなるでしょう。

セルフラブは”自分を愛すること”

いかがでしたでしょうか??


忙しい毎日。過ぎ去っていく時間の中で、ついないがしろにしてしまいがちな自分。
セルフラブによって、たった一人の大切な自分向き合い、良好な関係を築くことで、自分らしく生きることができます。

セルフラブができるようになるためには、時間がかかります。
前述した方法を使い分けながら、継続して取り組んでいくことをおすすめします。

自分磨きの1つとして、セルフラブができるようになってはいかがですか??

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